50代で初めての介護職|仕事内容・職場選び・資格を解説【2026年版】
※本記事にはプロモーションが含まれます
介護職は無資格・未経験から応募できる求人が多く、50代で初めて挑戦する人も珍しくない職種とされています。ただし、施設の種類によって夜勤の有無や身体介助の量が大きく違うため、職場選びと入職前の準備で働きやすさが変わります。
この記事では、50代で初めて介護職を考える人が気にしやすい「採用されるか」「体力がもつか」「仕事を覚えられるか」「給与で生活できるか」の4点に順に答えます。あわせて、施設の種類別の比較、資格を取る順番と費用を抑える制度、入職後3か月の覚え方を表と手順で整理しました。本記事はアフィリエイト広告を利用しており、介護職向けの転職サービスや資格講座を紹介しています。利用するときは、条件を比べたうえで判断してください。
50代で初めての介護職は始めやすい?結論と知っておきたい現実

介護分野は人手不足が続いており、厚生労働省の「一般職業紹介状況」でも、介護関係職種の有効求人倍率は全職種平均を大きく上回る水準で推移しているとされています。求人の数が多いぶん、年齢や経験よりも「長く働いてくれるか」「利用者に丁寧に接してくれるか」を重視する職場も少なくありません。
介護の現場では50代以上の職員も多く働いており、年齢だけで不利になりにくい職種とされています。50代の転職全般に共通する悩みは50代の転職が難しいといわれる理由と乗り越え方で整理していますが、介護職はその中でも門戸が開かれやすい分野といえます。
一方で、体力面の負担、夜勤、給与水準、年下の先輩との関係などから「きつい」と感じる人もいます。始めやすさだけで決めず、現実も知ったうえで判断することが大切です。

50代で未経験だと、さすがに採用されにくいのでは…と心配です。

介護職は年齢より人柄や働き続ける意欲を見る職場が多い職種です。ただし、職場の種類選びが働きやすさを左右します。
結論として、50代で初めて介護職に就くときの鍵は次の3点です。
- 体力や生活に合った職場の種類を選ぶ
- 入職前後に基礎研修を受けて不安を減らす
- 最初の3か月を乗り切る覚え方を工夫する
介護現場で50代以上が珍しくない理由
公益財団法人介護労働安定センターの「介護労働実態調査」などでは、介護職員の平均年齢は他業種より高い傾向にあるとされています。現場では40代・50代・60代の職員が中心になっている事業所も多く、50代の新人がいても違和感を持たれにくい環境です。
また、人生経験や家事・育児、家族の介護の経験は、利用者との会話や生活支援の場面で生かしやすいとされています。定年後も働き続けやすい職場が多く、60代以降のキャリアにつながりやすい点も特徴です。
無資格・未経験から始められる仕事の範囲
特別養護老人ホームやデイサービスなど、施設での介護補助や生活支援は無資格から始められる求人が多くあります。食事の配膳、シーツ交換、見守り、レクリエーションの補助などから任されるのが一般的です。
一方で、訪問介護の身体介護のように資格が必要な業務もあります。無資格でも入職後に研修を受けられる職場や、資格取得支援制度のある職場を選ぶと安心しやすくなります。
「きつい」と言われる主な理由
介護職がきついと言われる理由として、主に次の点が挙げられます。
- 移乗・入浴・排泄介助などによる身体的な負担
- 夜勤による生活リズムの変化
- 仕事量に対して給与が見合わないと感じる人がいること
これらは、職場の種類や勤務形態の選び方で軽くできる場合があります。次の見出しから、仕事内容と職場選びを具体的に見ていきます。
初めての介護職の仕事内容と1日の流れ
介護職の仕事は、大きく「身体介護」「生活援助」「記録・連絡」「レクリエーションや見守り」の4つに分かれます。初めての人は、いきなり全部を任されるわけではなく、生活援助や見守りから段階的に覚えるのが一般的です。
働く場所が施設か訪問か、勤務が日勤か夜勤かによっても、1日の過ごし方は大きく異なります。入職前に流れのイメージを持っておくと、最初の戸惑いを減らしやすくなります。
身体介護と生活援助の違い
身体介護は、食事・入浴・排泄・移乗(ベッドから車いすへの移動など)といった、利用者の体に直接触れる介助です。安全に行うための技術や知識が求められます。
生活援助は、掃除・洗濯・配膳・シーツ交換など、利用者の暮らしを支える業務です。家事の経験をそのまま生かしやすい分野です。
初めての人は生活援助や見守りから入り、身体介護は先輩と一緒に少しずつ覚えていく流れが一般的とされています。
入所施設の日勤・夜勤の1日の流れ
特別養護老人ホームなど入所施設の1日は、たとえば次のような流れになります。
日勤の例
- 申し送り(夜勤者から利用者の様子を引き継ぐ)
- 朝食の介助・服薬の確認
- 入浴介助
- 昼食の介助・口腔ケア
- レクリエーションや見守り
- 記録の作成
- 夕方の申し送り
夜勤の例
- 夕食の介助
- 就寝の介助
- 定期的な巡回・排泄介助・体位変換
- 起床の介助
- 朝食の介助と申し送り
食事や入浴の前後は忙しく、それ以外の時間は比較的落ち着くなど、時間帯ごとに忙しさが変わります。流れを先に覚えておくと、次に何をすべきかが分かり、仕事が楽になりやすいとされています。
無資格でできること・注意が必要なこと
無資格でも、施設内の介護業務には従事できる場合が多くあります。ただし、訪問介護の身体介護は、原則として介護職員初任者研修以上の資格が必要とされています。
また、たんの吸引や経管栄養などの医療的な行為は、所定の研修(喀痰吸引等研修)を修了し、一定の要件を満たした人に限られます。無資格の段階では、任された範囲を超えて自己判断で行わないことが大切です。
50代・初めての人に向く職場の選び方【施設の種類別に比較】
介護の職場は種類によって、夜勤の有無や身体介助の多さ、給与の傾向が大きく異なります。まずは代表的な施設を比べてみましょう。
| 施設の種類 | 夜勤の有無 | 身体介助の多さ | 給与の傾向 | 初めての人の始めやすさ |
|---|---|---|---|---|
| デイサービス | 基本なし | 中程度 | やや低め〜平均的 | 始めやすい |
| グループホーム | 原則あり | 少なめ〜中程度 | 平均的 | 比較的始めやすい |
| 特別養護老人ホーム | あり | 多い | 夜勤手当で高めになりやすい | 研修体制次第 |
| 介護老人保健施設 | あり | 多い | 夜勤手当で高めになりやすい | 研修体制次第 |
| 有料老人ホーム | 施設による | 施設による | 施設による | 施設による |
| 訪問介護 | 基本なし(事業所による) | 身体介護は資格が必要 | 時給制が多い | 資格取得後が向く |
表から分かるとおり、夜勤を避けたいならデイサービス(入浴介助や送迎の負担は施設ごとに確認)、家事経験を生かしたいならグループホーム、収入を重視するなら夜勤のある入所施設が候補になります。ただし、同じ種類の施設でも教育体制や人員配置で働きやすさは変わるため、見学で確認することをおすすめします。
女性の場合の仕事探しの進め方は50代女性の転職で仕事を探す方法とコツも参考になります。

夜勤なしで始めやすい「デイサービス」
デイサービス(通所介護)は、利用者が日中に通ってくる施設です。勤務は日中のみが中心で、生活リズムを崩しにくい点が50代の初めての人に向いているとされています。
業務は送迎・レクリエーション・入浴介助・食事の介助など幅広くあります。送迎で車の運転を任される場合があるため、運転の可否や車両の大きさを事前に確認しておきましょう。
家事経験を生かしやすい「グループホーム」
グループホームは、認知症の利用者が少人数で共同生活を送る場です。料理や掃除などの生活支援が多く、家事の経験を生かしやすい職場といえます。
少人数のため一人ひとりとじっくり関われる反面、認知症ケアの基礎知識が求められます。夜間の職員配置が必要なため、原則として夜勤がある点にも注意が必要です。
収入と経験を重視するなら「特養・老健・有料老人ホーム」
特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)、介護付き有料老人ホームは、要介護度の高い利用者が多く、身体介助の経験を積みやすい職場です。夜勤手当などで、給与が比較的高くなる傾向があるとされています。
その一方で、体力的な負担は大きくなりやすい傾向があります。移乗用リフトや介護ロボット、福祉用具の導入状況を確認し、負担を減らす工夫がある職場を選ぶと続けやすくなります。
資格取得後の選択肢になる「訪問介護」
訪問介護は、利用者の自宅を1対1で訪問してサービスを提供する仕事です。短時間勤務や登録制など、柔軟な働き方ができる場合があります。
ただし、身体介護には初任者研修以上の資格が必要とされ、まず施設で経験を積んでから選ぶ人もいます。現場では一人で判断する場面が多いため、経験と知識を身につけてから挑戦すると安心です。
初めてでも安心できる資格取得のロードマップ
介護職は資格がなくても応募できますが、資格を取っていくと任される業務や給与の選択肢が広がります。初めての人は、次の順番で考えると無理なく進めやすいとされています。
| 資格・研修 | 研修時間の目安 | 費用感の目安 | 取得期間の目安 | 広がる業務・メリット |
|---|---|---|---|---|
| 認知症介護基礎研修 | 数時間程度(eラーニング中心、受講形式により異なる) | 数千円程度・職場負担の場合も | 数日〜数週間 | 無資格職員に求められる基礎知識 |
| 介護職員初任者研修 | 130時間 | 数万円〜10万円前後 | 1〜4か月程度 | 訪問介護の身体介護、採用の幅が広がる |
| 実務者研修 | 450時間(無資格の場合) | 10万〜20万円前後 | 6か月程度 | 介護福祉士の受験要件、サービス提供責任者 |
| 介護福祉士 | 国家試験 | 受験手数料など | 実務経験3年以上が原則 | 国家資格、資格手当や役職の可能性 |
表のとおり、まずは認知症介護基礎研修と初任者研修を最初の目標にし、経験を積みながら実務者研修、介護福祉士へ進むのが一般的な道筋です。費用はスクールや地域によって差があるため、複数の講座を比較するようにしましょう。
資格の取り方には、働きながら取得する方法と、入職前に取得する方法があります。
- 働きながら取得:職場の費用補助を受けられる場合があり、現場で学んだことと結びつけやすい。仕事と勉強の両立が負担になることもある
- 入職前に取得:基本を学んでから現場に入れるため不安が減りやすく、応募できる求人も広がる。受講費用を自分で負担する場合がある
無資格の職員に受講が求められる「認知症介護基礎研修」
2024年度から、医療・福祉関係の資格を持たない介護職員に、認知症介護基礎研修の受講が義務づけられたとされています。新たに採用された無資格の職員は、採用後1年以内の受講が求められる仕組みとされています。
eラーニングで受講できる場合が多く、職場が受講の手配をするケースもあります。入職時に、受講の方法と費用負担について確認しておきましょう。
最初の目標になる「介護職員初任者研修」
介護職員初任者研修は、介護の基礎知識と技術を学ぶ入門資格です。130時間のカリキュラムと修了試験があります。
通学と通信を組み合わせた講座が多く、取得までの期間は1〜4か月程度が目安とされています。移乗や体位変換など、初めての人が現場で戸惑いやすい介助の基本を事前に学べる点が大きなメリットです。
実務者研修・介護福祉士へのステップ
実務者研修は、無資格から受講する場合は450時間のカリキュラムで、介護福祉士国家試験の受験要件の一つになります。初任者研修を修了していれば、一部の科目が免除される講座が一般的です。
介護福祉士の受験には、原則として実務経験3年以上と実務者研修の修了が必要とされています。50代で介護職を始めても、60歳前後で国家資格を目指せる道筋があります。
受講費用を抑える制度と職場の支援
資格取得の費用を抑えられる制度には、次のようなものがあります。
- ハロートレーニング(公的職業訓練):初任者研修などを受講できる場合があり、条件によって受講料が無料になるコースもあるとされています
- 教育訓練給付制度:雇用保険の加入期間などの条件を満たすと、対象講座の受講費用の一部が支給される制度です
- 介護分野就職支援金など:自治体や社会福祉協議会が実施する貸付・支援制度で、一定期間介護職として働くと返済が免除される仕組みのものもあります。実施状況や条件は地域で異なります
- 職場の資格取得支援制度:入職後に受講費用を負担・補助してくれる職場も多くあります
介護職の給与・働き方の実態と50代が確認したい条件

介護職の給与水準は、厚生労働省の「介護従事者処遇状況等調査」などの公的データで確認できます。同調査では、処遇改善加算を取得している事業所の常勤介護職員の平均給与額は、手当や一時金を含めて月30万円台とされる結果が示されています。ただし、これは勤続年数や資格を持つ人も含めた平均であり、初めての人の初任給はこれより低くなる場合があります。
国は介護職員等処遇改善加算などで賃金改善を進めていますが、加算の取得状況や配分の仕方は事業所によって差があります。求人票の数字だけで判断しないことが大切です。
給与水準と処遇改善加算の仕組み
介護職の給与は、基本給に加えて、処遇改善手当・夜勤手当・資格手当などで総支給額が変わります。夜勤の回数や資格の有無によって、同じ施設でも月給に差が出ることがあります。
資格取得や経験年数に応じて給与が上がる仕組みがあるかどうかも確認しましょう。前職より年収が下がる場合もあるため、毎月の生活費や年金の受給予定と照らして判断することが大切です。
正社員・パート・派遣の違い
雇用形態によって、収入の安定度や働き方の柔軟さが異なります。
| 雇用形態 | 収入・安定性 | 働き方の柔軟さ | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 正社員 | 安定しやすく社会保険も充実 | 夜勤やシフトの融通は利きにくい場合がある | 収入を重視する人 |
| パート | 時給制で働いた分に応じる | 勤務日数・時間を調整しやすい | 体力に合わせて始めたい人、年金と両立したい人 |
| 派遣 | 時給が比較的高い場合がある | 職場を試しながら働ける | 職場の雰囲気を見てから決めたい人 |
収入を重視するなら正社員、体力や年金との両立を優先するならパートから始めるなど、目的に合わせて選ぶと後悔しにくくなります。派遣の場合は、資格取得支援や昇給の仕組みが職場によって異なる点に注意しましょう。

前の仕事より給料が下がりそうで、それが一番の不安です。

手当や資格による昇給の仕組みで総額は変わります。生活費と比べながら、条件を一つずつ確認していきましょう。
求人票と見学で確認したい項目
求人票や面接・見学では、次の項目を確認しておくと入職後のミスマッチを減らしやすくなります。
- 新人研修・OJTの期間と、独り立ちまでの目安
- 夜勤の回数と、夜勤時の人員体制(何人で何名の利用者を見るか)
- 移乗用リフトなど負担を減らす設備の有無
- 職員の年齢構成と定着率
- 処遇改善手当・資格手当の金額と支給方法
50代で初めて介護職に転職するステップ(応募から入職後3か月まで)
50代で初めて介護職に転職するときは、次の流れで進めると準備の抜けを防ぎやすくなります。
施設の種類や雇用形態の違いを知り、自分の体力・収入・生活の条件を整理します。
気になる施設を複数見学し、雰囲気や教育体制を比べます。
志望動機と前職の経験の生かし方を伝え、勤務条件をすり合わせます。
研修やOJTで施設のルールと1日の流れを覚えます。
先輩の見守りのもとで業務を広げ、少しずつ一人でこなせるようにします。
求人の探し方は、主に3つあります。
- ハローワーク:地域の求人が多く、職業訓練の相談もあわせてできる
- 介護専門の求人サイト:施設の種類や勤務条件で絞り込みやすい
- 転職エージェント:担当者に職場の雰囲気や教育体制を聞ける場合があり、条件交渉を任せられることもある
50代の応募では、人生経験やコミュニケーション力、長く働く意欲が評価されやすいとされています。面接では「なぜ介護職なのか」「体力面は大丈夫か」「夜勤はできるか」などを聞かれやすいため、答えを準備しておきましょう。独り立ちまでは一般的に3か月〜半年程度とされるため、焦らず段階的に覚えることが大切です。
転職サイトの特徴や選び方は、50代向け転職サイトの比較と選び方で詳しく比較しています。

求人探しと職場見学のポイント
介護専門の求人サイトや転職エージェントでは、施設の雰囲気や教育体制、職員の年齢構成などを事前に聞ける場合があります。求人票に書かれていない情報を集めることで、職場選びの判断材料が増えます。
見学では、職員同士の声かけ、利用者への言葉づかい、忙しい時間帯の様子に注目しましょう。複数の施設を見比べてから決めると、入職後のミスマッチを減らしやすくなります。
応募書類と面接で伝えたいこと
志望動機は「なぜ介護の仕事を選んだのか」「なぜこの施設なのか」を具体的に書きます。見学で感じたことを盛り込むと、説得力が増します。
前職の経験(接客・営業・事務・家事など)が介護の現場でどう生かせるかも言語化しておきましょう。体力や健康面、勤務できる時間帯は正直に伝え、無理のない条件で合意することが長く続けるための土台になります。
入職後3か月で覚える順番
入職後は、次の順番で覚えていくと進めやすいとされています。
- 1か月目:利用者の顔と名前、1日の流れ、施設のルール
- 2か月目:利用者ごとの介助方法や注意点、記録の書き方
- 3か月目:先輩の見守りのもとで一連の業務をこなし、独り立ちを目指す
メモは要点だけに絞り、毎日短時間でも見返す習慣をつけると定着しやすくなります。
50代が初めての介護職でつまずきやすいポイントと対策
50代で初めて介護職に就いた人がつまずきやすいのは、「体力」「人間関係」「仕事を覚えられない」「夜勤」の4つとされています。どれも事前に対策を知っておくことで、負担を軽くできる場合があります。
つらさを一人で抱え込まず、上司や先輩、職場の相談窓口、外部の相談先を活用しましょう。どうしても合わない場合は、施設の種類や働き方を変えるという選択肢もあります。
体力・腰痛への不安
介護の現場では、ボディメカニクス(重心や姿勢など体の使い方の基本)を身につけると、腰や膝への負担を減らしやすいとされています。初任者研修でも学ぶ内容なので、入職前に学んでおくと安心です。
福祉用具やリフトを積極的に使う職場を選ぶことも大切です。腰痛などの持病がある場合は、事前に医師に相談したうえで、業務内容や勤務形態を検討しましょう。
年下の先輩・上司との人間関係
介護現場では20〜60代の幅広い世代が一緒に働いており、年下の先輩から教わる場面も多くあります。前職での役職や経験に関係なく、新人として学ぶ姿勢が求められます。
前職のやり方を持ち込まず、施設のルールを優先する姿勢が信頼につながりやすいとされています。日頃の声かけや報告・連絡・相談を丁寧にすることが、円滑な関係の土台になります。
仕事を覚えられない・ミスが怖いとき
分からないことは自己判断せず、その場で先輩に確認しましょう。利用者の安全に関わる仕事なので、確認することは恥ずかしいことではありません。
苦手な業務は記録しておき、先輩や上司に練習の機会をお願いするのも一つの方法です。教育体制に問題があると感じる場合は、上司への相談や、部署・職場の変更も検討しましょう。
夜勤による生活リズムの乱れ
夜勤のある職場では、夜勤明けの睡眠時間や食事の取り方をあらかじめ決めておくと、生活リズムを整えやすくなります。
入職当初は夜勤なし、または回数を少なくしてもらえるか相談してみましょう。体調を崩しやすい人は、日勤のみの職場を選ぶのも一つの方法です。
50代で初めての介護職に向いている人・慎重に考えたい人
介護職に向いているかどうかは、年齢よりも人との関わり方や学ぶ姿勢によるところが大きいとされています。次の特徴を目安にしてみてください。
向いている人
- 人と話すことが苦にならない
- 相手のペースに合わせて待つことができる
- 新しいことを素直に学べる
慎重に考えたい人
- 前職と同等の収入が必須である
- 腰や膝に強い不安がある
- 年下から教わることに抵抗がある

慎重に考えたい人のほうに当てはまる項目もあって、迷ってしまいます。

向き不向きは職場の種類や働き方でも変わります。まずは見学や短時間の勤務で確かめる方法があります。
向き不向きは、施設の種類や勤務形態によって変わります。いきなり正社員で入職するのが不安な場合は、短時間のパートや職場見学、職場体験から試してみてから判断する方法もあります。
介護職以外も含めて迷っている場合は、50代の転職で後悔しないための判断基準もあわせて確認し、自分に合った働き方を考えてみてください。
よくある質問
- 介護職は何歳まで初めてでも採用されますか?
-
介護職は年齢不問の求人が比較的多く、50代・60代で初めて働き始める人もいるとされています。法律上、募集・採用での年齢制限は原則として禁止されています。ただし体力が必要な業務が多い職場もあるため、勤務条件と自分の健康状態を照らして選びましょう。
- 資格がないまま応募すると不利になりますか?
-
無資格・未経験可の求人は多く、資格がなくても応募できます。初任者研修を持っていると、応募できる求人や配属の幅が広がる場合があります。入職後に資格取得支援を受けられる職場もあるため、求人票で確認しましょう。
- 50代男性でも初めての介護職に就けますか?
-
男性の介護職員も多く、移乗や入浴介助などで力を求められる場面もあります。前職の管理経験やコミュニケーション力を評価する職場もあります。同性介助を重視する施設もあるため、配属や業務内容を事前に確認しておくと安心です。
- 初任者研修は働きながらでも取れますか?
-
通信と通学を組み合わせた講座が多く、働きながら取得する人もいます。取得期間の目安は1〜4か月程度とされ、講座の日程によって変わります。職場の費用補助や公的職業訓練を利用できる場合もあります。
- 体力に自信がなくても続けられますか?
-
デイサービスや日勤のみの職場、パート勤務など、負担を調整しやすい働き方があります。ボディメカニクスや福祉用具の活用で負担を減らせる場合もあります。持病がある場合は医師に相談し、無理のない条件で働くことが大切です。
- 初めての介護職で仕事を覚えるまでどのくらいかかりますか?
-
独り立ちまでは3か月〜半年程度が目安とされています。覚えるペースは人や職場の規模によって異なります。焦らず、利用者の名前、1日の流れ、個別の注意点の順で覚えると進めやすくなります。
まとめ
- 介護職は無資格・未経験の求人が多く、50代で初めて挑戦する人も珍しくない職種とされています
- 夜勤を避けたいならデイサービス、家事経験を生かすならグループホーム、収入重視なら夜勤のある入所施設など、施設の種類で働きやすさが大きく変わります
- 資格は「認知症介護基礎研修 → 初任者研修 → 実務者研修 → 介護福祉士」の順で進めるのが一般的で、公的制度や職場の支援で費用を抑えられる場合があります
- 給与は手当や資格で変わるため、求人票だけで判断せず、見学や面接で研修体制・夜勤体制・手当を確認しましょう
- 入職後は3か月〜半年で独り立ちを目指し、名前→流れ→個別の注意点の順に焦らず覚えることが続けるコツです
