コンテンツにジャンプ

ホーム >ピックアップ > 社長の声プロジェクト

社長の声プロジェクト

第24回 備後撚糸株式会社 代表取締役社長 光成 明浩さん(製造業)

Q(自身が)学生時代に取り組んだことor(学生に対して)取り組むべきことを教えてください

A 学生時代は後から振り返ると本当にかけがえのない時間です。この時間が二度と戻らない貴重なものだと意識して毎日を楽しんで下さい。この学生時代があなたの人生にとって必要不可欠な時間だと思って,やりたい事をして下さい。そうすればスポーツに励もうが,勉強しようが,友達と遊ぼうが,あなたにとって最高の学生時代になると同時に学びの時間にもなるはずです。

Q 新人の頃(又は社長になったばかりの頃)失敗したことを教えてください。

A 社長は苦労するもの......と思い込んで社長に就任したこと。苦労するのが当たり前と思っていたので,目の前に起こる出来事がすべて苦労事に感じました。ですが自分で起業していきいきと楽しそうにされている社長をみて,社長業は楽しくていいんだ......楽しめるものなんだ......と思うようになりました。自分の考え方次第なんだなと。そもそも社長が楽しく仕事していないと社員のみんなも楽しく仕事できませんよね。

Q 将来の夢を教えてください。

A 夢というとどこか叶わないもの...とか叶いにくいもの...というイメージがありませんか?なので将来することになっている出来事ということにしますね(笑)。今,糸に関係する仕事をしていますが,糸をテーマにした本を書くことになっています。難しい本ではなく,小説風にしたり,子供向けの本みたいな感じです。もうひとつあるのですが,内緒です(笑)

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

A 世の中にあなたの為に設立された会社は有りません。あなたの都合に完全にマッチする会社を探しても見つかりません。仮にそういう会社があったとして,1日に1社体験するとしても,日本には200万社とか300万社も会社があるんだから,あなたが生きている間にすべての会社を体験することすら出来ません(笑)。親や親友などの意見ではなく,あなたがやりたいと思う事,ワクワクする事で探してみてください。そしてある会社とご縁を頂いたのであれば,その会社の為にあなたが出来ることを精一杯やってください。そのうちあなたの仕事ぶりが評価され,仕事が楽しくなります。楽しく仕事している時,その仕事があなたの天職なのではないでしょうか!

備後撚糸株式会社のHPはこちら→http://binnen-washiito.com/

http://www.binnen.co.jp/

第23回 株式会社サトシゲ 代表取締役 佐藤克志さん(製造業)

Q 社長になったばかりの頃,苦労したことを教えてください。

A 27年前,バブル崩壊の時代,個人から法人へと移行しようとしたころ,当時の従業員3名は父親の同世代で,まずは自分より若い人材を求めたがなかなかうまくいかずに社員の定着に苦労しました。

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

A 強みは3つあります

一つ目は,天然木材のプロとしての知識が強みです。創業から50年以上,取り扱い樹種は50種類以上世界中の木材の知識が(株)サトシゲにはあります。

二つ目は,自社一貫体制での短納期出荷が強みです。在庫管理,製材,加工,配送までを自社で行う体制を構築しており他社よりも短納期対応で可能です。

三つ目は,高い加工技術が強みです。毎年の設備投資により,最新の加工機械が多数揃っております。熟練の職人技術とのコラボレーションにより美しい木材製品を製造しております。

Q ご自身が学生時代に取り組んだこと,または学生に対して取り組むべきことを教えてください。

A 学生時代に自分の好きなことをストイックにやると良いと思います。 そういう経験のある人は仕事の中で自分のやりたい事をみつける事がうまくなります。非常に武器になると思います。

Q 将来の夢を教えてください。

A 社員が木材の素晴らしさを語るような,社員が輝く良い会社にすることです。

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

A コロナ禍で大変な時期ですが頑張ってください。自分がどう成長できるか?何を学べるか?という観点で仕事や企業を見ればいいと思います。

株式会社サトシゲのホームページはこちら→http://satoshige.jp/

第22回 株式会社サンエス 代表取締役社長 佐藤 卓己 さん(卸売・小売業)

Q 社長になったばかりの頃,苦労したことを教えてください。

A 当社は繊維製品と電子部品の異質な2事業を手掛けており,社長になる前は繊維部門を担当していたため,2003年就任後には,電子部門の製品知識や製造工程,取引先との商慣習など分からず,ほぼ一夜漬けで覚えながらお客様への挨拶回りをしました。

また繊維部門と電子部門の業務姿勢が異なっており,「一つのサンエス」へ全社員の意識集約を図ることに腐心しました。「FUSION」のテーマの下に合同会議,合同研修会,そして人事交流などを重ねました。

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

A 異質な2事業を持つことにより,それぞれの技術を融合させた「空調風神服」や「雷神服」「水神服」などの新機能製品が生み出され,ユーザーの作業環境を飛躍的に改善させました。これからも「健康・環境・安全・介護」を事業ドメインとし,メーカーとして常に新たな価値創造のパイオニアとして邁進できる企業です。

Q ご自身が学生時代に取り組んだこと,または学生に対して取り組むべきことを教えてください。

A 旅行が好きで,夜行列車やユースホステル,国民宿舎など利用して,お金をかけずに色々な所へ出かけました。いつもの生活エリアを離れて,遠くから眺めると,普段は気付かない良さや悪さが見えてきます。

学生時代は,完全な計画を立ててから行動するのではなく,行き当たりばったりでも,まず動き出すことが必要だと思います。

Q 将来の夢を教えてください。

A 経営理念に掲げる「地域社会への貢献」「社員及び家族の幸せ」「地球市民として関わりのある全ての人々との相互繁栄」を,会社及び社員と一緒に実現することです。

いつも社会の人々から,真に必要な会社として求められる,そのような会社であり続けたいと思っています。

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

A 自分と家族や仲間を大切に思い,互いの価値や考えを尊重することを心がけ,自分の周りに壁を作らず,自分の世界を出来うる限り広げ続けること。そのことが,これからの社会人としての人生を豊かにしてくれます。

詳しい企業情報はこちら→https://shukatsu-fukuyama.jp/company/2017/03/kigyo059.html

第21回 株式会社アカシン 代表取締役社長 赤松 俊治さん(製造業)

Q 社長になったばかりの頃,苦労したことを教えてください。

A 会社が今まで通り,今まで以上に発展していけるのか心配でした。経営判断もさることながら会社状況は世の中の景気にも左右されます。時代に合った持続可能な新製品を開発し安定した経営を目指していますが,今でもその判断に苦労しています。

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

A お客様のニーズに合わせた省力搬送機械のご提案,設計・製作を行っています。国内空港での航空貨物搬送,機体整備用リフターでは国内NO1シェアです。また,物流倉庫にあるプラットフォーム高さとトラック荷台との段差解消用に使用するドックレベラーの設計,製作は弊社が唯一の国内メーカーです。

Q ご自身が学生時代に取り組んだこと,または学生に対して取り組むべきことを教えてください。

A 私は大学から硬式テニスを始めましたがそこで多くの仲間ができました。大学卒業後も社会人としてしばらくは皆でよく会っていました。今では大学生活は仲間と遊んだ思い出しかありませんが,あの時は好きな事,興味ある事が思いっきり出来ました。学生の今でしかできない事を自分で見つけて将来後悔のないよう好きな事に全力で取り組んで下さい。

Q 将来の夢を教えてください。

A 海外取引は現在ベトナムが先行していますがいつかは海外進出をしたいなと思っています。工場を持って日本での経験を生かし現地生産をし,そして現地で使用する搬送機械を手掛けていきたいです。さすが日本の企業と感心される製品を手掛けていきたいです。

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

A 入社後こんなはずじゃなかったと数年で会社をやめる事がないよう,よく入社希望の会社について訪問・質問して理解してから入社して下さい。

株式会社アカシンのHPはこちら→http://www.akashin.co.jp/

第20回 株式会社サンエイ 代表取締役社長 武田 聡樹さん(卸売・小売業)

Q 社長になったばかりの頃,苦労したことを教えてください。

A 社長になる前,つまりNo.2は実務的に一番動きやすいポジションです。業績も引っ張り,新たなチャレンジにも挑み,少々強引でもリーダーシップを執っていくべき役割です。社長になって後,その時の言動をそのまま継続することはできません。

社員の皆さんへのメッセージの伝え方や接し方のステップアップを常に意識していた記憶があります。そして今でも勉強中なのです。

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

A 世の中ではテレワークという言葉があっという間に一般化しました。当社はネットワーク・セキュリティーの会社として10年も前から準備を始めていました。

今,コロナ禍の下でしっかりとテレワークを実践できていると自負しています。

テレワークは取り組みの幅も奥行きも広く,しっかりと計画性をもって準備をする必要があります。お客様の業務のなかで,新たな働き方を生み出し感謝されることが私たちの一番の喜びです。

Q ご自身が学生時代に取り組んだこと,または学生に対して取り組むべきことを教えてください。

A アルバイトでお金を貯めオートバイで全国各地をまわりました。(学校は1年余計に行くことになりましたが) また,いろいろなジャンルの本を読むのが好きでした。歴史小説や紀行文は大好物ですが,科学系の本からはそれまで全く知らなかった世界を理解することで,視野が広がる感覚にワクワクしました。

Q 将来の夢を教えてください。

A シンギュラリティーという言葉があります。AIの能力が人知を超えることです。私たちがかかわるICTの世界は猛烈なスピードで進化しています。私の夢は,社員の皆さんの自由な発想で新たなサービスの開発に勇気をもって挑戦し,サンエイの枠を超えて新サービスを提供する会社が次々に生まれることです。そして地元,福山が若者の集まる活気のある町として発展してもらいたいと考えています。

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

A 学生の皆さんはコロナの影響で厳しい就活に直面していると思います。しかしコロナの前と後では世界は別物となり,しかも元には戻らない。つまり皆さんはこれからの世界の姿や会社のありようを見据えて就活する最初の世代でもあるのです。

逆転の発想でこれはチャンスだと前向きにとらえ,積極的に会社の門を叩いて欲しいと思います。

詳しい企業情報はこちら→https://shukatsu-fukuyama.jp/company/2020/01/post-64.html

第19回 株式会社織田鐵工所 代表取締役 織田 洋介 さん(製造業)

Q 社長になったばかりの頃,苦労したことを教えてください。

A 会社を運営していく上で,社長としての人格や経営上の数字等,よく分かりませんでした。取引先との付合いだけでなく,経営コンサルや金融機関等様々な分野の方からの意見や要望を吸い上げながら,人を最適に配置していくことに苦労しました。

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

A 難削剤(ステンレス,チタニウム等)と呼ばれる材料の性質によって非常に扱い難い金属材料を,工作機械を使って様々な形状に精密加工することです。この加工技術を使って鉄道ブレーキ装置,分析装置,医療機器等様々な分野へ金属加工部品を提供しています。

Qご自身が学生時代に取り組んだこと,または学生に対して取り組むべきことを教えてください。

A 自分の場合,父親の仕事を継いだことや自宅が作業場だったこともあり,小さい頃からものづくりの環境が整っていたので,金属加工のことは自然と覚えていきました。今の学生には,自分が好きなことや興味があることに,とことん没頭して欲しいと思います。

Q 将来の夢を教えてください。

A 金属加工の仕事は続けていきたいと思っています。今は,小型部品が中心ですが,もっと大きなサイズが加工できる設備や技術を導入し,新しい分野へ製品が供給できる体制を構築したいと考えています。

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

A 今の学生は,昔と違って恵まれている環境にあるので,貴重な時間をムダにせず,自分が持っている能力を最大限に活かせる仕事について頂きたいと思っています。

織田鐵工所のホームページはこちら→http://www.oda-iron-works.co.jp/

第18回 株式会社フィッツ 代表取締役 原井 佳雄 さん(情報通信業)

Q 社長になったばかりの頃,苦労したことを教えてください。

A 起業時は、社員2名、役員2名,クライアントは1社しかない状態でスタート。

どうやって社員を増やしクライアントを増やすのか,トライアンドエラーで進むしかなく心細い状態でありましたが,周りのサポートとポジティブ思考でなんとか前に進み今日があります。社員及び私に関わってくださった全ての方々に感謝です。

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

A お客様と一緒に長期成長戦略を考えて情報システム構築を目指し,「できない」を言わない,できるように工夫しお客様が満足するまで何度でも提案し,一緒に情報システムを構築する。すなわち,「お客様の売上・利益に貢献する」を情報システム構築で実現します。

Q 自身が学生時代に取り組んだことを教えてください。

A 「コンピュータでお絵かきソフト(3Dグラフィック)を作るなんて何を考えているんだ」と蔑まされる時代に「3Dグラフィックス」を卒業論文として取り組んだことが今の自分に生かされています。

Q 将来の夢を教えてください。

A 株式上場するまで会社を成長させ,フィッツに関わる全ての人を幸せにすることです。

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

A 就活学生さんは,「大企業は給料が高いし安定している」「楽そうな(できそうな)仕事だな」と言った妄想で仕事を選ばないでください。「自分の趣味が仕事にできそう」「将来みんなの為になりそう」「やりたい仕事だな」等,自分自身の考えで仕事を選んでください。

他人が勧めた仕事は永続きしない。自分で決めた仕事は苦労を感じない。どちらがいいですか?

詳しい企業情報はこちら→https://shukatsu-fukuyama.jp/company/2018/05/post-21.html

第17回 株式会社IRONCLAD 代表取締役 柴田 崇行 さん(製造業)

Q 社長になったきっかけを教えてください。

A 24歳の時にアメリカ縦断しメイド・イン・ジャパンの浸透を見るにつけ,自分でも何か日本からの新しいものを海外に出してみたいと思ったことがきっかけです。

帰国後に伝統ある日本刀を思いつきましたが,実用的ではなかったため同じ刃物である包丁を扱うことにしました。

それまで刃物の知識やまして製造の経験もありませんでしたが,独学で研究し28歳で起業しました。

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

A 売りっぱなしではなくメンテナンスまでしていること,技術と販売を両立させていることです。

包丁は道具であるという本質を追求し,繊細な切れ味やバランスにこだわった使い方優先を基本的な考え方として,自社で製品設計・デザイン,ブランド化をしています。

本当に良いと思うものを作ることにとことん拘り,あえて宣伝しなくてもわかってもらえる商品を目指しています。こうした理念の元に地元メーカーさんと共存していることが特徴です。

当社はウエストジャパンツールスという名前で西日本のものづくりをプロデュースしており,自社ブランド管理と海外への卸販売,メンテナンスに専念しています。

販売の主力は海外で80%,SNSで有名シェフからの評判が自然に拡散され現在は15か国30店舗の小売店と取引しています。ここ数年は海外からの評判が逆輸入され,国内での販売も増えてきています。

Q 学生時代に取り組んだことor取り組むべきことを教えてください。

A 何に対しても一生懸命,全力で取り組むこと,1年前の自分を思い返してみてできることが増えてきているか,成長し続けたいとの思いを強く持っているかを確かめてみることが大切だと思います。

また「2歩進んで、3歩下がっていたとしても,それでも少しずつ進歩はしているんだ」と信じてあきらめずに努力し続けることが肝要です。今後いろんな挫折も味わうことと思いますが自分を信じるという信念を持って欲しいです。

Q 福山のまちに期待することを教えてください。

A 福山は生まれ育った町で大好きです。自分としては今の事業を通じて国内外のバイヤーの方々に福山で過ごしていただき,少しでも福山の知名度向上に貢献できれば良いと思っています。

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

A 安定とかを人に求めるのではなく,自分が安定させることができる人間になって欲しいと思います。そのためには自分でやりたい事をやるようにして欲しい。それが自分のやるべきことに変わっていくことが一番良いと思います。

会社に所属するとしても責任を持って人として自分自身が強くなる,自分を信じてやるべきことをしっかりやることが必要です。強くあり続けるためには、先のことを絶えず考えて準備しておくことが肝要だと思います。頑張ってください。

株式会社IRONCLADのHPはこちら→https://ironclad.co.jp/

第16回 美建工業株式会社 代表取締役 高田 浩平さん(製造業)

Q 社長になったきっかけを教えてください。

父が会社を経営しており子供の頃より仕事を見てきて何となく興味は有った。しかし、自分のやりたい事は違うと考え、違う進路を目指していましたが父の強い希望や社会インフラに貢献できる自社を目指し高校より進路を決めて専門の道に進み今に至りました。

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

広島県に6工場、2支店、4営業所を持ちお客様のニーズに合ったきめ細やかな営業や納品が展開出来る。顧客の求めている事柄を多数の営業員が情報収集し商品開発や環境や景観に生かしている。

Q ご自身が学生時代に取り組んだこと又は学生が取り組むべきことを教えてください。

高校や大学の頃はすでに進路は決まっていたので必要な資格、免許を取得してきた。進む道には何らかの資格、免許は必要になる可能性はあります。また、広く社会を見る為休日には車や電車で出かけていました。家にいても情報は限られる。百聞は一見に如かず。

Q 福山のまちに期待することを教えてください。

知名度が無いのは仕方ないのですが場所を説明するのに「尾道と倉敷の間です」ではいけないと思っています。何度も訪れたい魅力ある暮らしやすい街になって欲しいですしその為の努力も惜しみません。

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

世の中には色々な業種や会社があると思います。知名度や会社の規模で決めるのでは無く本当にやりたい事の道に進んで下さい。

詳しい企業情報はこちら↓

https://shukatsu-fukuyama.jp/company/2017/03/kigyo104.html

第15回 株式会社キャリアサポート 代表取締役 富田 明子さん(サービス業)


Q 社長になったきっかけを教えてください。

前社はIT企業でした。40歳ごろから総務人事に加え海外出張も多くなり、取引先の人材育成全般の必要性を感じておりました。50歳になったら福山をベースに海外日系企業のサポートをしたいと思い、役員会の支援もあり人材育成事業部を立ち上げ、国内は部下に、海外は私が担当するようになりました。2年間の準備期間を経て円満退社、法人設立となりました。

Q 総務人事での経験が長いとお聞きしましたが。

新卒で入社したのは大阪の企業で、そこでいきなり副社長秘書を経験しました。途中専業主婦、転職もありましたが、約35年ずっと総務です。本社は大阪・東京支社を含め全国の取引先のサポートなど、ずっと人とかかわる仕事でした。

Q 印象に残った採用面接はありますか。

東京での採用面接ですが、東日本の震災の日に面接を受けていたという学生さんです。その時の状況やご自身の思いや当日帰宅するまでのお話しを聞いて、その学生さんの考えや機動力さらには精神力が強い事が話の中から汲み取れました。ちょうど私もその日に東京に居たこともあり、状況が分かっていたことはありますが、その分を差し引いても人を引き付ける内容でした。結果はもちろん採用でした。

Q 志望の動機はどのように書くと良いですか。

整い過ぎた志望の動機を見ることがありますが、実はこれは良い事ではありません。Webや様々なものを参考にされて書かれるのですから、他の応募者と被ることが多いです。つまり企業からみると書いていないも同然です。オリジナリティを出すには、「100の言葉より一つの事例」というように、自分の長所と思える経験を1つだけで良いですからエピソードを混ぜて簡潔に書くと、ポテンシャル採用に繋がりやすいですね。特に学生さんは、ご自身で気づいていない未知の能力がありますからそのエピソードから企業は自社の〇〇の部分でも活躍してもらえるかな?という良い結果が生まれます。

Q 学生時代にぜひこれはした方が良いということはありますか。

とにかく人に会うこと。たくさんの企業の方に会ってください。頑張っている大学の先輩を尋ねて行くと立派な社会人になった先輩の姿を見ることもできるし、その上司に会うことが出来ますね。ボランティアやサークルでもこんな人素敵だと思える人に会うことが出来るでしょう。心の中に目標の人物があれば、へこたれずに頑張れますね。これが「メンター」です。

第14回 三谷建設株式会社 代表取締役 三谷 哲也さん(建設業)

Q 社長になったきっかけを教えてください。

創業者である父が病気で早逝した為、その後を継ぐ形で社長になった。

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

建設事業(土木、建築)の他、生コン事業、環境保全(産業廃棄物処理)事業等を事業展開しており、工事の受注や施工時に於いて多方面の専門的意見を交えて検討することが出来る。

Q ご自身が学生時代に取り組んだこと又は学生が取り組むべきことを教えてください。

より多くの経験を積む事。色々な場所や行事に赴き、色々な人と会って経験した失敗や、成功例、そして感じた事はその後の人生に少なからず影響を与えることでしょう。また多くの人の経験談を聞いたり読んだりする事も疑似体験として生きてくると思います。

Q 福山のまちに期待することを教えてください。

子育て世代が住み易い街創り、例えば学校を中心として、その周りに住居、そしてスーパーや病院等を配置し、市中心部への公共交通機関の充実。公共交通機関で言えば、東西の利便性に比べて南北の利便性はかなり劣っており、その辺りの充実を計って欲しい。

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

「Q学生が取組むべきこと」でも言いましたが、少しでも興味のある事には、どんどん首を突っ込んで視野を広げたり、知識を深めていってほしいです。

第13回 株式会社エブリイホーミイホールディングス・株式会社エブリイ 代表取締役社長 岡﨑 浩樹 さん(卸売・小売業)


Q 社長になったきっかけを教えてください。

祖父、父と会社を経営していた影響もあり、将来は経営者になりたいと自然に考える環境がありました。外部の会社で6年間勉強させて頂き、福山に戻ってからはグループ内の会社で役員を経験し、9年目にグループ中核企業であるスーパーマーケットのエブリイの代表取締役社長に就任しました。グループ代表だった先代が2月に急逝したため、令和元年5月より、ホールディング会社であるエブリイホーミイホールディングスの代表取締役社長にも就任しました。

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

エブリイの店内は、元気、活気、笑顔であふれています。責任者が毎朝市場で目利きして仕入れた青果や鮮魚を、鮮度が良いうちにおいしい状態で召し上がって頂くため、売切りごめんスタイルで販売しています。惣菜も出来たて、切りたて、揚げたてにこだわっています。「昨日のあれ、おいしかったよ」「また買うてよ」など、元気な会話が飛び交う、お客様とのコミュニケーションが大好きなまるで市場のようなスーパーマーケットです。

Q ご自身が学生時代に取り組んだこと又は学生が取り組むべきことを教えてください。

大学で野球をしていましたが、4年生の半年間は、最後の野球人生だと思い、必死に筋トレを行い、半年間で体重が8キロ増えました。この時に"必死に目標に向かって頑張る事"の大切さを学びました。これは、その後の自身の仕事観にも大きく影響を与えたのではないかと思います。

Q 福山のまちに期待することを教えてください。

福山は、業界をリードする企業、豊かな観光資源や農水産物、交通アクセスの優位性でひと、もの、情報が集まる都市だと思います。温暖な気候、教育環境も整っており、暮らしやすい街でもあります。中国地方、四国地方の拠点都市として、県内外に情報発信するだけでなく、世界に向けても様々な情報発信ができる地方都市になって欲しいと思います。

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

大学4年生の就職活動では、将来経営者になることを決意しており、死ぬほど忙しくてもいいので、3年間必死に働けば実力が身につく会社に行きたいと思い会社を探していました。上場企業のコンサルタント会社に就職することとなり、多くの経営者の方々とお話をさせて頂く機会に恵まれました。結果的に6年間コンサルタントとして経営者の方々の貴重なご経験に触れたことは、大きな財産になりました。皆さんは、ダイヤの原石。キラリと光るものが必ずあります。自分の個性が活かせる、ぴったりの会社を見つけて下さいね。応援しています。

詳しい企業情報はこちら↓

https://shukatsu-fukuyama.jp/company/2017/03/kigyo028.html

第12回 株式会社キャステム 代表取締役社長 戸田 拓夫さん(製造業)

Q 社長になったきっかけを教えてください。

鋳造業のイメージとして、汚れている・危険・人気の無い業種等の悪いイメージが、根付いていました。その時、父の会社の景気も傾き始め、自分が鋳造業のイメージを払拭し、綺麗で、夢のある会社にしていかなければならない、変えなければならないと考え、父の会社を引き継ぎ、社長になりました。

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

沢山の品種の器具や部品の在庫をあまり持たずに行う多品種小ロットや、他社が引き受けないような難物な仕事を可能にする力を当社は持っています。昨今では、自社商品も増えており、ポケモンのモンスターボールの虫かごや令和グッズだったりとヒット商品を出しています。最初は下請けでしたが、今では自分たちで企画して発信していくようになって来ています。そのことで少しずつキャステムという会社を認知していただけるようになりました。

Q ご自身が学生時代に取り組んだこと又は学生が取り組むべきことを教えてください。

勉強を取り組むべきではありますが、何か一つでも打ち込んでほしいと思います。何か一つでも一生懸命取り組み、努力をしていくと、していない人よりも輝いていくのではないかと考えます。問題解決能力も身につきます。やりがいだったり、プラス思考の考えも経験している人としていない人とでは変わってくると思います。何でもいいので何かに必死で取り組んでみて下さい。

Q 福山のまちに期待することを教えてください。

福山駅前は何とかしていかなければいけないと感じます。50万人近くいる町で、夢のある町にしていきたいと思います。福山はものづくりをする企業が多い中でものづくりが好きな子達をもっとバックアップして行くべきだと考えます。スポーツ施設以外にも、科学博物館やものづくり展などそのような施設も増やして行き子供たちを一緒に育てていく町、夢を広げていく町になって欲しいと考えます。

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

当社は学力というよりも、その人の個性を重視する傾向にあります。当社に限らず、定型文を言われても何も伝わりません。自らの発した言葉や素直な気持ちを聞きたいのです。綺麗な言葉やうそは簡単に見破られます。表面的ないい言葉ではなく、楽しかったことや辛かったこと、その辛かったことをどのように乗り越えたのかそこが重要になってくると思います。

詳しい企業情報はこちら↓

https://shukatsu-fukuyama.jp/company/2017/03/kigyo045.html

第11回 株式会社QOLサービス 代表取締役 妹尾 弘幸さん(サービス業)

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

1. 介護の質が高いこと = 職員の質が高いこと(一人ひとりの能力、性格等が優秀)

2. 介護環境の質が高いこと = 高品質な建築物と設備、工夫された介護ツール等

3. 高品質、多様性、特異性、先進性を備えたサービス陣 各事業所がそれぞれ特徴的、先進的で全国トップクラスの品質レベルを誇ること

Q ご自身が学生時代に取り組んだこと又は学生が取り組むべきことを教えてください。

1. 色々なことを楽しむこと

2. 一つのことからも色々な楽しみを見つけ、体験すること

3. 遊びの勉強も自主的に動くこと

4. 体力をつけること

Q 福山のまちに期待することを教えてください。

1. 人口57万人 1人当たりのGDP世界一の国 ルクセンブルグのような街になる

2. AIの授業を福山市独自で小学校から導入かつ社会人向けAI人材養成塾実施

3. 共生社会の推進

4. 人材が集まる街 特に若い女性が集まる街にする

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

自分自身の良さを分析し、上手く伸ばして、効果的にアピールしてください。新しい発想で色々なことにチャレンジしてください。

自分も他人も笑顔が増えることができたらいいですね。

第10回 池永経営会計税理士法人 代表社員 池永 章さん(サービス業)

Q 社長になったきっかけを教えてください。

私自身の人生終了時に、「我ながらよくやった」と思える人生を歩めればと思っていました。そのため、祖父や父から受け継いだ税理士業を発展、成長させ、会社経営全般のサポートができる組織体にしようと思ったからです。

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

「福山でいちばんの事務所ですね」とよく言われます。「うちの会社も業界でそんな風に言われるようになりたい」と言って、顧問の依頼に来られるお客様が多いです。いちばんの強みは、税理士・社会保険労務士・行政書士・中小企業診断士等の専門家が揃っており、チームを組んで、中小企業の「経営」に関するお悩み・お困りごとを様々な面から解消し、業績アップのサポートができる事務所であることです。

Q ご自身が学生時代に取り組んだこと又は学生が取り組むべきことを教えてください。

学生という時間のある時に、税理士試験の勉強に相当時間を割きました。また、学生時代でなければ読めない、ドストエフスキーやチェーホフ、太宰治などの本をよく読みました。学生のみなさんには、世界の名著と言われるものを読んでおいて欲しいです。

Q 福山のまちに期待することを教えてください。

地方都市として、経済的には成功している街だと思います。ただ、そのために犠牲にしてきたインフラや環境の問題があります。具体的には、芦田川の自然の美しい川への復活、海の生態系の復活をすることは、この街の課題です。

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

お客様より、心から「ありがとう」と言って頂けることがとても多いのが、我々会計事務所です。会計事務所の仕事はますます複雑化し、1人があれもこれも全て深く理解しているという状態は難しくなってきています。誰かが長けている専門的な深い知識をチーム内で共有し、当事務所が関わるお客様のあらゆるお困りごとに対応したいと思っています。そのためにも、自ら進んで成長する人を求めています。非常に専門性が高い仕事ですから、先輩が何度でも指導します。必ず、日ごとに進歩します。

詳しい企業情報はこちら↓

https://shukatsu-fukuyama.jp/company/2019/06/post-50.html

第9回 福山電業株式会社 代表取締役社長 島田 宗輔さん(建設業)

Q 社長になったきっかけを教えてください。

社長になってちょうど1年経ったばかりですが、副社長に任命された3年前から社長になる準備はしていました。他の部署の状況を把握したり、いわゆる"ヒト・モノ・カネ"の現状を理解すること。そして社長(現・会長)のトップダウン型組織だったところから、部長が自分の部署に対して権限と責任を正しく持つ(本来の意味でマネージャーとなる)ために部長を中心にしたミーティングを定期開催したり・・2年かけて部長陣との議論・意思決定の仕組みを作り上げて信頼関係が出来てきたなぁというタイミングで、"来月の取締役会で社長にするからね"と。きっかけはあっさりとしたものでした。

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

1946年に創業して以来、地元の電気工事会社としては老舗として、地元・福山で古くから営まれているお客様の電気設備の維持管理など相談に乗ってきました。また同時に環境への取り組みとして早くから太陽光発電設備の設計施工のノウハウを積んだりと新しい取り組みも行う社風であります(新規事業のアイデアも、トップダウンだけでなくスタッフ発案のものが増えると良いですね)。世代交代も進み、いまは若い社員が随分と増えているのも特長です。

Q ご自身が学生時代に取り組んだこと又は学生が取り組むべきことを教えてください。

学生時代には本当にいろんなジャンルの趣味や学問に首を突っ込んで自由にさせてもらいました。その時にいまの自分の人格が形成されたんじゃないかなと思います。学生さんについては、色んなことに興味を持つこと、そして話が合う人とで構わないので、社会人として活躍している人と話す機会を持って、これから人生の多くを費やすことになる仕事人生活への具体的やイメージや展望を描いてもらえるととても良いと思います。"社会人"にまつわる諦観にも似た様々なイメージやエピソードは日本独特のものも多いし、これから大きく変わっているところだとも思うので、就活の際に雰囲気に飲まれて委縮しちゃうとかわいそうだな・・なんて考えてしまいます。

Q 福山のまちに期待することを教えてください。

福山は文化的、歴史的、地理的、気候風土的にも十分恵まれたまちだと思っています。でも恵まれた諸条件のせいか、ついつい欲張りすぎてまちとしてのビジョンを描けるような取捨選択が出来ないまま大きくなり、そして停滞しているまちだとも思っています。ポテンシャルはあるので、まずはみんなで、"せとうち"地方を国内外の人が憧れるエリアへと育て発信すること、そしてその玄関口としての福山の価値をしっかり定着させることが重要だと思っています。

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

一度きりの人生、社長もみんなも一緒です!先輩として相談にも乗りますので、ぜひステキなオトナになってくださいね!

詳しい企業情報はこちら↓

https://shukatsu-fukuyama.jp/company/2017/03/kigyo117.html

第8回 株式会社くるま生活 代表取締役社長 井上 康一さん(サービス業)


Q 社長になったきっかけを教えてください。

私は4代目の社長です。創業者は私の祖父なので、後継者として社長になりました。

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

とてもおせっかいな会社です。主なお客様は30~40代の女性の方や親子連れの方です。扱っている自動車は、どのお店でも商品自体は同じものですが、私たちは自動車を移動手段と捉えて、「人の移動に喜びと感動を与える」様々なイベントを開催します。安いだけではなく、安全を提供し安心を感じていただきます。

Q ご自身が学生時代に取り組んだこと又は学生が取り組むべきことを教えてください。

興味関心が産まれたことは、徹底的に現場にいって感じてみることを実践しました。例えば、鉄道に興味が起これば全線乗ってみるとか、温泉に興味が起これば、全ての温泉に入ってみるとか、徹底的に追求することで見えてくるものがあると思います。テーマは様々ですが徹底的にやれるのは学生の特権ではないでしょうか。

Q 福山のまちに期待することを教えてください。

インフラの面で言えば、ライトレールの導入など、市内の交通手段で自動車以外のものを導入して欲しいと思います。高齢化社会やインバウンド対応など、有利だと思います。メンタルの面では、地元や日本に自信が持てるような教育や行事が増えることを期待しています。

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

兎角、休日や給与など労働環境に目がいきがちですが、その企業が何を実現したいのか、その一翼を担いたいという思いで、企業を見ていくことが大切だと思います。ぜひ、社長の考えを聞いて、現場の社員さんの話を聴いて、就職先を決めてくださいませ。

詳しい企業情報はこちら↓

https://shukatsu-fukuyama.jp/employment/2017/04/post-7.html

第7回 株式会社石井表記 代表取締役会長兼社長 石井 峯夫さん(製造業)

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

「 表面(表)を表現(記)する技術集団 」

人が胸に名札をつける様に、機械や建物にもネームプレートが付いています。1963年、石井表記はこのネームプレート製造で創業致しました。そこからネームプレート製造技術をプリント基板製造に展開、印刷技術と電子技術を合わせ持つ事で機械装置の操作表示パネル分野で独創性のある製品を提供してきております。また、ネームプレート、プリント基板製造で培った生産製造技術を電子部品製造装置製造へ展開。プリント基板製造装置、自動車部品製造装置、さらには液晶パネル製造装置の設計・製造・販売へと部品製造装置メーカーとして世界展開するに至りました。石井表記は、今後も大きく拡大が期待できる電気自動車、情報端末、IoT、AI、ロボットなどの電子部品、半導体市場の表面加工分野で、新しい価値を創造する事に果敢にチャレンジして参ります。

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

我社の経営理念の中には、「世界一の技術集団として永遠の成長を目指す。」というものがあります。我社の求める人材は、熱い情熱を持ち、失敗を恐れず自ら考え行動し、チームワークを大切にする人を求めております。どうか皆さんの情熱をしっかりアピールして頂いて我社にきて共にがんばって頂ければと思います。

詳しい企業情報はこちら↓

https://shukatsu-fukuyama.jp/company/2017/03/kigyo015.html

第6回 株式会社内海機械 代表取締役 内海 和浩さん(機械加工全般・搬送用コンベアー製造)

Q 社長になったきっかけを教えてください。

元々、自分で会社(経営)をしたいという想いがありました。自由な発想で社会に役立つものづくりをしたいのもありましたが、たまたま実家が会社を(経営)していたので、父親から引き継ぎました。

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

良品のオーダーメイドにこだわり、世界で唯一の物がここにあると自慢出来ます。特にオーダーメイドの弱点である製作納期については超特急で対応し、顧客に喜んで頂くという点においては他社を寄せ付けないレベルにあります。また、工場全体がIoTを駆使したスマート工場になっています。整理・整頓もされており、工場見学や視察のため、多くの方に訪問して頂けるレベルにあります。

Q ご自身が学生時代に取り組んだこと又は学生が取り組むべきことを教えてください。

友達を多く作り、また色々な視野を身に付けました。とにかく行動してみる事です。新しい物を見て経験する事がイノベーションに繋がりそこからチャンスが生まれます。チャンスを掴むことでニュービジネスになると思うので、学生時代の時間のあるときに様々な体験をしてみることをお勧めします!

Q 福山のまちに期待することを教えてください。

新幹線、高速道路、空港等、アクセスに恵まれていると思いますが、製造業が多く集まっている事によるインパクトがもう少し欲しいです。例えば、5S先進地、改善活動、匠の技など、製造業の底力を世界レベルに発信出来る事を福山市で取り組んで頂ければと思います。

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

自分が何に向いているかは、おそらく、今現在は分からないと思います。まずは、色々な会社の説明を聞いて、実際に見学に行き、自分の感覚を信じてチャレンジしてみましょう。自分の可能性を信じて何事もコツコツと行動することで必ず結果は出てきますよ。

詳しい企業情報はこちら↓

https://shukatsu-fukuyama.jp/company/2017/03/kigyo019.html

第5回 株式会社ラックス 代表取締役 山田 哲矢さん(建設業)

Q 社長になったきっかけを教えてください。

21歳の時にこの会社を創業しましたが、少年期、多少やんちゃだった私は19歳の時に書いた一枚の夢の計画書をもとに仲間と共に創業する道を選びました。"ラックス"という社名も創業時、「金もコネも担保もないが、たくさんの幸運(good luck)に恵まれるように」という願いから複数形の"S"を付けて、lucks(ラックス)と名付けました。当時、実績やノウハウ、人脈や資金など何もありませんでしたが、世界最強の会社を作るという大きな夢だけを持ってスタートしました。

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

弊社の強みは3つの国際規格(ISO9001・ISO14001・OHSAS18001)を取得していることと、建設業界の中でも特殊建築物のリノベーションに特化した会社であることです。特殊建築物とはビル・集合住宅・病院・ホテル・学校・工場などを指し、その中でも屋上改修・外壁改修・内部改修・耐震補強を主に手掛けております。

Q ご自身が学生時代に取り組んだこと又は学生が取り組むべきことを教えてください。

人生の選択肢の数は読んだ本の数と出会った人の数に比例します。ですから出来る限り、たくさんの良書を読み、たくさんの賢人・善人との出会いや付き合いを積極的に増やすことが大事です。そうすれば、たとえ困った時や苦しい時も必ず数々の選択肢に恵まれてピンチを乗り越えることができます。ここに勝敗の差は僅かでも、得るものの差は雲泥の差がつきます。

Q 福山のまちに期待することを教えてください。

福山は古来から独立心・自立心の旺盛なまちで、起業家も多く起業家率(起業家÷労働人口)は全国第7位の都市。今後益々、経営者が増えて地域経済を活性化させて福山から世界へ向けて新しいビジネスを発信してこれからの時代に大きなインパクトを与え続けるようなまちであってほしいです。

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

A5 これまでの日本経済は人口増加に支えられた工業化社会でしたが、これからはAIやIoTの発達と人口減少により、一部の選ばれし者(優秀な人・強い人・珍しい人・頭の回転が速い人)がより一層幅を利かせる時代がきます。つまり「学習する人口知能」に負けない「学習し続ける者・集団」がこれからの社会や世界を圧巻していきます。就職したあとも学習し続ける気概を持ち、それが可能な職場環境を選びましょう。

詳しい企業情報はこちら↓

https://shukatsu-fukuyama.jp/company/2017/03/kigyo142.html

第4回 株式会社はっけん 代表取締役 加茂 貴久 さん(一般労働派遣業、フィットネスクラブ運営、リラクゼーション運営)

Q 社長になったきっかけを教えてください。

加茂代表取締役...前職時、効率化を図る為に少額取引のお客様との取引停止を命じられ反論するも認められず退職し、取引額に関わらず必要として頂ける会社をつくりました。出社するのが楽しくなるための社員さんの声が活かされる会社でありたいと思っています。

Q 御社の強み・セールスポイントを教えてください。

加茂代表取締役...社員さんの表情でしょうか。元々、僕自身がフリーターで収入を得ることが目的に働くことは苦手です。お客様が自分の家族だったら、友達の家族、お世話になった方だったら?きっとより良いサービスをして喜んでもらいたいと思います。実際、当社のサービスを社員さんのご家族が利用して下さっていることが嬉しいです。

Q ご自身が学生時代に取り組んだこと又は学生が取り組むべきことを教えてください。

加茂代表取締役...先輩後輩と遊ぶ!教授に興味を持つ!目立っている、苦手なタイプ...色々な学生や教授と話すことで自分の個性や強み、弱みに気づけます。旅行、映画、読書、趣味...遊んだ分だけ視野も魅力も広がります。インターンとOB訪問:会社案内や合説では見えないリアルに触れて下さい。

Q 福山のまちに期待することを教えてください。

加茂代表取締役...2010年、11年福山祭企画実行委員長(ばら祭、芦田川花火など)を務めさせて頂きました。そこで感じたのは大きな祭りでも意見が通る街です。とても沢山の方が福山をよりよい街にしたいと様々な活動をしていますので興味がある活動に気軽に参加することでつながりが生れ人生が豊かになると思います。

Q 就活学生に対するメッセージをお願いします。

加茂代表取締役...会社が提供しているサービス、品、技術などに誇りが持てるか?そこで働いている社員の表情に魅力を感じられるか?内定が目的ではなく、自分がその会社に就職することでどのような影響を受けるのか?、与えられるのか?イメージしてみて下さい。

詳しい企業情報はこちら↓

https://shukatsu-fukuyama.jp/company/2017/03/kigyo100.html

第3回 株式会社御池鐵工所 代表取締役社長 小林 由和さん(製造業)

Q会社にとってのターニングポイントを教えてください

小林社長...会社にとっての試練になるようなことは2つあって、まず1つ目は事業拡大により、身の丈以上の仕事を受注したとき。2つ目はリーマンショックのとき。しかしこのような試練は、会社が成長する機会でもあると考えています。試練を乗り越えたうえで、会社の今があります。

Q企業の今後の展開、10年後のビジョンは?

小林社長...農業や畜産などの第一次産業に目を向け、元気にする事業に取り組んでいきたい。また、ごみの破砕機・粉砕機・選別機・乾燥機などを一貫生産できる技術力を生かし、今後も世の中に役立つものを作っていきたい。お客様からのニーズがあれば、もっと色々な事業に取り組んでいきたいと考えています。

詳しい企業情報はこちら↓

https://shukatsu-fukuyama.jp/company/2017/03/kigyo133.html

第2回 タカノブ食品株式会社 代表取締役社長 岡崎 浩二さん(食料品製造業)

Q会社の沿革について教えてください

岡崎社長...弊社は、私の先先代が大正元年(1912年)に府中市で鮮魚店を開業しました。新鮮な魚がなかなか手に入らないので、福山や尾道で魚を仕入れて販売したら繁盛店になりました。戦後は遠洋漁業で獲れた魚も販売しました。その後、冷凍業の扱いのシェアが高まってきたので、昭和45年に現在のタカノブ食品を設立しました。昭和48年にオイルショックの影響で、遠洋漁業の原料代のコスト高、昭和52年の200海里問題で、遠洋漁業が衰退に向かっていきました。その影響もあり、広島のカキを仕入れるようになりました。広島カキは空前の最盛期で、全国シェアも7割を超えていたので、冷凍カキに参入しました。冷凍カキは小さいものは人気がないけれど、カキフライにするのには適していました。昭和後半からカキフライの生産を開始し、カキという商材をトータルで扱えるようになりました。

第1回 柿原工業株式会社 取締役 柿原卓矢さん

Q一番力を入れている事業やサービスは何ですか?

柿原取締役...「当社はめっきが主力事業ですが、金型から成形・塗装・組み立てまでの工程を一貫して行えることが強みです。その強みを生かし『自動車の軽量化とデザイン性・機能性の向上などに貢献する』ことに力を入れています。プラスチックにめっきをすることを業界では樹脂めっきと呼びますが、弊社では日本初のめっきや世界的にも稀有なめっきを行っています。

Q会社にとってのターニングポイントを教えてください。

柿原取締役...「ターニングポイントは4つあります。当社は1959年に金属めっき事業で創業しました。この地域で最後発だったこともあり、当初仕事があまりありませんでしたが、日本で2番目に、金属めっきの自動ラインを導入し自動化しました。短納期で品質が安定供給することで、福山エリアだけでなく遠方からの受注も増加しました。また、アメリカでプラスチック素材へめっきをする技術が発明され、ただちに導入し競争力がつきました。

樹脂めっき事業を始めて1978年に一貫生産体制を確立し、2012年の間に金型・成形・めっきの技術を進化させ、深堀しました。2012年より国際的な展開として、アメリカ・メキシコ・ブラジル・アセアン諸国に直接輸出を始めました。2013年にタイに生産拠点を設立し、外資系の顧客が増えるようになりました。

詳しい企業情報はこちら↓

https://shukatsu-fukuyama.jp/company/2017/03/kigyo034.html